2019年10月2日

高速PDCAの重要性

おざわ代表です。

消費者の嗜好の変化や技術の革新のスピードは日々速くなっています。
会社はこれに遅れることなく供給を続けなければなりません。
今日は、会計だけでなく、一般的な戦術としてのPDCAについて考えます。

PDCAとは

PDCAとは、P(計画)➡D(実行)➡C(検証)➡A(改善)➡Pの流れです。
皆さん知っていますし、何をいまさらと思われると思います。
しかし、現在実践的なPDCAがクローズアップされることが多いです。
キーワードは『細分化』『高速』『仮説』『データ』『数値』です。

会計分野での使用方法

僕は「お金」「時間」「価値」「信用」のバランスを前提に社長と話をします。
会計は上記のうち、「お金」と「信用」に関わります。
お金が減っている、増やすためにはどうするか(お金)?
赤字になりそうだ、黒字にするためにどうするか(信用)?
ここで仮に、予算や前年同期と比べて原価率が5%高かったとします。
そのため、なぜ原価率が上がったのかを分析します。
会計数値より仕入単価の上昇が原因と考えました。
その時に他の業者の可能性を考えて、相見積もりなどの方法を細かく計画します。
この計画をすぐに実施可能なところまで持っていき、実施するのが高速PDCAです。
一連の流れには『細分化』『高速』『仮説』『データ』『数値』のすべてが入っています。
PDCAには仮説が必要です。
帳簿が間違っていなければ仕入単価は上がっているはずですので計画しやすくなります。
帳簿はデータです。データは仮説の精度を高め、PDCAの効率性を高めます。
そして実施可能なところまで持っていくのは細分化です。
壮大なPDCAは時間がかかるし、仮説が間違っていたら大きな損害となります。
細かくすればPDCAは高速化します。

マーケティングでの使用方法

マーケティングのスタートは自社や商品を知ってもらうことです。
知ってもらうことで「価値」や「信用」が高まります。
知ってもらうためにどうするか、最初は試行錯誤です。
この試行錯誤がPDCAです。
例えばインスタのフォロワーを増やせば自社や商品を知ってもらえると考えました(仮説)。
そのためにインスタで情報発信します。
ここで数値目標がなければただ淡々と発信するだけですので半年で1000人(数値)を目標にします。
1ヶ月間(高速)〇〇〇をして、まずフォロワーを100人(細分化)にしようと手段を決めます。
1ヶ月後に100人を超えなければ、その手段を改善します。
100人を超えたらそのまま続けるか、コツを掴んでいればよりいい方向へ改善します。
ここで成功例と失敗例がでてきます。PDCAにおいては成功だけでなく失敗も財産(データ)です。

まとめ

・PDCAは細かく速くが重要
・PDCAにはしっかり検証するために数値が必要
・PDCAのPにおいては仮説が必要、仮説の精度を高めるのがデータ
・PDCAでは成功だけでなく失敗も財産
・データを効率的に入手することも経営者に必要な能力


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2019年8月31日

次世代自動車はビジネス勉強に最適

小澤代表です。

今日は次世代自動車産業について簡単に簡単に説明しようと思います。

2016年にドイツのダイムラー(ベンツで有名)が「CASE」というビジネスを発表しました。
C…Connected(繋がる)、A…Autonomous(自動運転)、Shared&Service、Electric(電動化)です。
自動車は通信を使い、AIを使い、所有しなくなり、電気を使うという未来予測図です。
これは自動車産業が現在の自動車メーカーのものだけではなくなり、すべての業種が参入できるようになることを示唆しています。
それぞれ主要プレイヤーを見ていくことは今後のビジネス、または投資にとって有意義だと考えています。

プラットフォーマー

最終成果物を販売するポジションを狙っている主な会社です。
①ダイムラー(ドイツ)
CASEを発表した通り、2020年には自動運転車を導入する予定です。
同じくドイツのBMWと協業しています。
②バイドゥ(百度:中国)
自動運転開発を国から受託し「アポロ計画」という自動運転開発の計画を進めています。
ここにはダイムラーやBMWも参加しています。
③ウェイモ(アメリカ)
グーグル系です。グーグルはソフトだけでなくハードも狙っています。
④テスラ(アメリカ)
次世代自動車を牽引してきましたが、資金難に陥っています。
カリスマであるイーロン・マスクは自動運転までは考えていない可能性があります。
⑤GM(アメリカ)
遅れている日本の自動車メーカーと同じポジションだと思われていましたが、
2018年、自動運転車を2019年に投入すると発表し世界を驚かせました。
現在、2019年の投入は断念しています。http://u0u1.net/VsEk

これに加え、アップルやアマゾンも狙っているものと考えています。

その他主要プレイヤー

・半導体
①エヌビディア(アメリカ)
スマホ半導体で天下を取りました。引き続き自動運転に向かっています。
エヌビディアはAI分野まで参入しています。
②インテル(アメリカ)
パソコンで天下を取りましたが、スマホで負けました。
自動運転で復権すべく画像認識に強いイスラエルのモービルアイを買収しています。

・AI
上記エヌビディア、インテルに加え、アメリカのGAFAももちろん次世代自動車のシェアを狙っています。

・5G
日本のキャリア4社も自動運転を視野に入れて投資しています。
村田製作所など、5G対応の部品メーカーはその戦略的ポジショニングが重要になります。

・電力
自動運転車、EVは大量の電気を必要とします。
この点、世界では再生可能エネルギーのコストが化石燃料を下回っています。
日本は非常に遅れており、技術より電力がネックにならないか心配です。
日本における再生可能エネルギーではソフトバンクグループが先行しています。

・電池
蓄電のためにリチウムイオン電池で非常に重要になります。
ここで日本では初めてパナソニックが世界シェア1位となっています。
しかし、今は赤字にしかならない大きな投資に拒否反応を示す株主が多いのか、
EVへシフトが進まず、車載専業の中国企業に抜かれるものと考えています。

その他サービスについてはディディやUberなど多くの企業が自動運転を見据えたサービスを実施しており、
各国ごとに適したサービスが普及していくと思われます。

こうして見ると日本の遅れが目立ちます。
自動車メーカーにとって、自動運転は自社の今までのビジネスを壊すことを意味します。
変化を嫌う日本ですが、日本のプライドである自動車で負けたくはないですね。


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