PPM分析

2011年8月20日

PPM(Product Portforio Management)分析とは経営戦略を考える際の代表的な手法です。

市場成長率とマーケットシェアの2つの軸でそのサービスをあてはめ、戦略を立案します。

①市場成長率が高く、自社のマーケットシェアも高い場合

以前SWOT分析で登場したAさんのビジネスはガーデニングのSNSを作るというものでした。

ガーデニングそのものは目新しくはありませんが、ガーデニングのSNSはあまりないようで、Aさんは、SNSをきちんと運営するという点では、このカテゴリーに入ると考えています。

このカテゴリーは「花形」といわれ、まだまだ成長する分野ですので多くの資金を必要とします。ただし、シェアが高いことから、この分野の成長率が下がった際、投資が減少し、大きな資金流入が見込めます。

②市場成長率は低いが、マーケットシェアは高い場合

ビジネスは最終的にこの分野にもってくるために行います。この分野は「金のなる木」と言われています。

成長が鈍いため、多くの資金は必要ではありませんし、シェアが高いため、多くの資金が流入します。今のビジネスがこの分野に入ったら、上記①などに余剰資金を投資し、新たな金のなる木を育てていきます。

③市場成長率は高いが、マーケットシェアは低い場合

この分野を「問題児」といいます。なんとかしてシェアを高める方策を策定・実行していかなければなりません。

Aさんは自身のビジネスはこの分野かもしれないとも考えていますので、SNSサイトの閲覧数を今の何倍も高めなければならないと考えています。

検索上位に入る方策を練る、雑誌などに広告を載せる、タレントを起用する、コンテンツを充実させるなど、やることは山積みです。

④市場成長率が低く、マーケットシェアも低い場合

この分野は「負け犬」といわれ、撤退を考えないといけない分野になります。Aさんがなんら工夫のないガーデニング用品販売の会社を作ったならば、ガーデニングそのものの成長率が高いとはいえないため、Aさんのビジネスはこの分野に入ってしまうかもしれません。

PPMという手法は非常に大きな概念で、これだけではなんの判断もできないかもしれません。Aさんのビジネスでもガーデニングという分野とITという分野を分けて考えれば違う結論になります。しかし、AさんのビジネスはITをきちんと使いこなさなければ危ないというのは簡単にわかります。



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