改正電子帳簿保存法で最低限知っておくこと
令和6年1月からスタートする法律で事業者に大きな影響を与えます。
ここでは一番わかりやすく書こうと思います。
❶概要
以下2点です。
⭐️電子データで送った請求書等や電子データで受け取った請求書等(電子取引)は電子データのままで保管する
⭐️紙でやり取りした請求書等は紙保管が原則ですが、電子化して保管することができる。
❷運用方法
2つのやり方が考えられます。
①電子取引は電子データで保管し、紙取引は紙で保管する方法
②全てを電子データで保管する方法
❸どちらがいいか?
これは経営者の考え方によります。
①は最低限のコストで対応できるメリットがある一方で、紙を探したり、紙のために出社するなどオンラインで業務が完結せず時間の損失が発生します
②は電子化の作業にコストがかかる一方で、ペーパーレスによるオンライン化で働き方の多様性を追求できる環境が整うというメリットがあります
❹僕の考え
こういう書類仕事はそれを専門とする業者さんに投げることを前提としています。そのためこれだけざっくりした説明となっています。特にペーパーレスなら確実に投げた方がいいでしょう。
会社から単純作業を減らすこと、その作業はそれ自体を仕事としている人に投げること。
会社の本業特化、従業員の心の管理にも大切なマネジメントだと思います。市場だけでなく社内の仕事にもジャック・ウェルチが広めた『選択と集中』を取り入れたいと考えています。